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Words - ナイロビの蜂より

smack: ピシャリと打つ、舌打ちする divided => divided against itself: 内輪もめする pip: 不機嫌になる、反対する、ピッと鳴る stroppy: 不恰好な、意地の悪い、反抗的な decent: きちんとした、なかなかの rip off: 剥ぎ取る、だまし取る by right/rights: 正しくは、本来なら、当然の権利として crouch: かがむ、しゃがむ

英検をうけてみる

TOEICのスコアには一応有効期限のようなものがあり、一般的に2年とされています。私が受けたのはもう2年以上前で、もし履歴書に書くとしたら少々はばかられるほど古くなってしまいました。 一方英検は、一旦取ってしまえば、後々まで資格として認定されるようですので、10数年ぶりに試験に向けた勉強をしてみようかと、思い立ちました。もちろんやっていく中で単語の知識が増え、今後に役立つだろうという考えもあります。 英検のページで 過去問がダウンロードできる ので、パラパラとみてみましたが、準1級だと知っている単語が多いという印象でしたので、1級にチャレンジすることにしました。受験するとしたら日本に帰国後となりますので、今はネットで手に入る過去問などでちびちびと勉強するつもりです。 ここには、備忘録的にMy 新出単語をちょくちょく書き留めてゆきたいと思います。

トピックを切り出す

メールやレターの書き出しに、あるいは電話で「~の件について、・・・」と、トピックを切り出してから会話に入ることがほとんどであると思います。このような時に、よく使われる表現は、 - For... - Regarding... - With regard to... - In relation to... - With reference to.... (この他にも、"Pertaining to..."や"About..."や"Concerning..."などなど色々とあります) 会話やメールでは、"For..." もしくは"Regarding..."をよく耳(目)にしますが、格式ばって言いたいときや強調したいときに、"With regard to...."を使う英国人もいました。 - For the updated delivery schedule, please let us know urgently. (配送予定の変更について、いますぐ連絡して下さい) - Regarding that matter , we are not willing to go into detail. (あの件だったら、詳しく説明したくないなぁ) レターでは、"With regard to..."や"In relation to..."をよく使います。 - With regar to the said subject, please be informed that ... (掲題の件につき、...のごとくご連絡いたします) - In relation to the terms and conditions, please refer to page 46. (諸条件につきましては、46ページをご覧下さい) こうした前置き言葉は、相手が焦点を絞りやすくなるので、会話や文章をスムーズに始めるのに有効です。(参照: 会話をつなぐ - 前置き )

「ビジネス英会話」とは?

学生時代は、NHKラジオのビジネス英会話を聞いていたからかもしれませんが、いわゆる「ビジネス英会話」といえばネイティブと対等に、つまり流暢に、キレイな発音で、洗練された言い回しで、時にはウイットを入れながら話すようなものであると想像していましたし、それはものすごく敷居の高いものであると思っていました。 世間一般でも、そのようなイメージがあるのではないでしょうか。 さて、現在英語を使って仕事をしている身として、このビジネス英会話にまつわるイメージが実際のところどうなのか、検証してみたいと思います。ただし、英米人:非英米人=1:9ぐらいの割合で接していますので、 英語を外国語として使って仕事をしている非日本人 (まどろっこしい書き方ですね)がどうやっているか、という観点になります。 「流暢に」 → これはYESです。単語を思い出しながら、つっかえつっかえ話すようなことはほぼ無く、よどみなくしゃべります。スピードは人によってまちまちですが、言いたいことは言い切ります。 「キレイな発音で」 → これはYES or NOです。音は正しいが、アクセントが違うことが多いです。例えば、"Capacity"は「カ」・「パ」・「シ」・「ティ」の4つの音が聞こえればそれと認識できますので、会話としては成立しますが、アクセントが「パ」に置かれない話し手が多くいるということです。これは母国語の調子を引きずっているからだと思います。 「洗練された言い回しで」 → これはNOです。何をもって洗練されたと言うかにもよりますが、ネイティブ英語っぽい慣用句("okey-doke"や"gotcha"など)や基本動詞+前置詞で作る熟語("take to"や"get in touch with"など)をあまり使わないということです。昔は、こういう独特の言い回しを多用することが、英語っぽいしゃべり方だと思っていましたが、直接的な単語を選択する方がノンネイティブ同士ではむしろ必要とされる技術なのではないでしょうか。(e.g. "get in touch with" => "contact") 「時にはウイットを入れながら」 → これは世界どこに行ってもYESでしょう。

英語好きになったキッカケ - NHKラジオ英会話

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私が英語の成績を上げるキッカケになったのは、NHKラジオ英会話でした。 当時、大杉正明先生が担当されており、ニューヨークを舞台にしたアンドレイエフ家の波乱万丈(!)のストーリーにハマってしまい、続きが気になって毎月テキストが出るのが楽しみになるほどでした。 なんといっても、キャラクターが魅力的で、思わず感情移入してしまっていましたw 主な登場人物は次の通り↓ ベイジル・アンドレイエフ: ロシア系アメリカ人。サモワールというロシア料理店を家族で営む。喧嘩っ早いトラブルメーカーで、店から離れてゆくナオコとマイクに苛立つ日々。。。 ナオコ・アンドレイエフ: ベイジルの妻である日本人女性。彼を支えサモワールを切り盛りしてきたが、都市計画の学位を取得し、自立心が芽生えててくる。 マイク・アンドレイエフ: ベイジルとナオコの一人息子。店を継がせたいベイジルの意向に反し、ダンスで食べていく決意を固める。 アフア: マイクの同級生で、彼のダンスの才能を評価している。父親はアーティスト。 サム: アンドレイエフ家の隣人で、悩めるナオコのよき相談相手。独身で、ナオコに好意をよせている。 ヘンリー: ベイジルの親戚でサモワールで働いているが、ベイジルとそりが合わない。前科がある。 ウォータース: 著名な振付師だが性格がひん曲がっており、プロを目指すマイクに立ちはだかる。 で、肝心のスキットの方はというと、実は少し難しいです。単語も言い回しも高校生レベルをやや超えており、当時は和文と英文を見比べても「?」と思うことがしばしばでした。読まれるスピードも決して遅くない上に、クセのあるしゃべり方(特にマイクのアメリカ若者口調)が聞き取れずに悔しい思いをしておりました。 とは言え、毎日英語を聞き、発音するという習慣がほぼ一年続いたことで、英語の基礎体力のようなものがつき、学校の成績に反映されていったのですから、喜ばしいことです。 CDブックが発売された際には当然のように購入し、大学時代を通してBGM代わりに聞いていましたので、主なセリフを憶えていたりします。(ちなみに最初のスキットは再現できますw) TOEICのリスニングであまり苦労しなかったのは、このおかげだろうと思います。 英語がどうも好きになれない、なにかきっかけが欲しい、という方にはもちろん、会話で使える表現を身につけたい、リスニング力を

会話をつなぐ - 後置き

前置き は自分のしゃべりを伝えやすくするためのフレーズですが、しゃべった後に一言つけくわえると、相手が返答しやすくなるというものもあります。まとめて「後置き」と呼んでいますが、つぎのようなものです。 ..., right? ..., you know. ..., isn't it? 日本語でいうと、「・・・なんだけどねー」「・・・なんですけど、どう?」「・・・だよね?」といった語尾の変化になるでしょうか。相手に軽く確認を求める言い方で、「ハイ、次はあなたがしゃべる番です」という意思表示になります。 2番目の"you know"は、前置きでも使えて「えーっと・・・」「まぁ・・・」みたいなニュアンスになり、便利なので良く使ってしまいますが、使いすぎるとしゃべりが軽い感じになってしまうので、ミーティング等ではあまり使わないようにしてます。 3番目はおなじみの付加疑問ですので、動詞に合わせて正確に使えると◎です。ちなみにネイティブは多用し、しかも(当たり前ですが)正確に使いますが、ノンネイティブ(インド人、フィリピン人、等々)はなんでも”..., isn't it?"で通したりしてます。

会話をつなぐ - 前置き

あいづち は相手のセリフをうまく受けるためのものですが、いざ自分が何か話そうとする前には、ちょっとしたフレーズを入れてあげると、相手が受け取りやすくなります。 私はそれらを「前置き」と呼んでいますが、いわゆる文頭にくる副詞のことです。個人的に良く使っているのは、 Well, ... 「えっとね、...」 Actually, ... 「実際はね、...」 Surprisingly, ... 「びっくりしちゃうんだけど、...」 Unfortunately, ... 「残念なんだけど、...」 といったところです。自分が今からしゃべろうとする内容が、どういう方向性なのかをあらかじめ伝えてあげたほうが親切、というところでしょうか。先に結論を言うのが英語文化ですから、こういうフレーズに親しむと相手に分かりやすい話ができるようになります。 ちなみに、4番目の"unfortunately"は、言い訳するときの定番フレーズです(笑)。日本語に直すと「不運にも・・・になってしまいまして」となり、なにやら責任逃れしているような印象になってしまいますが、不思議と英語では違和感が無く、よく使われています。Fortune(運命)には逆らえないということでしょうか。

会話をつなぐ - あいづち

突然ですが、英会話で最も大切なのは「つなぎことば」であると思っています。 何かといえば、「あいづち」や「前置き」や「後置き」のことですが、これらはほとんど学校教育や教科書、TOEIC対策本では触れられません。なぜなら、無くても意味が通る文章は作れるからです。 しかしながら、「つなぎことば」は会話の潤滑油ですので、積極的に使うことで会話はスムーズになります。 ではまず、あいづちを取り上げます。私が日常使っているフレーズベスト3は、 1. I see. 2. Um-hum. 3. Aha.  です。なんだそんなことか、と思われるかもしれませんが、相手のセリフに対してこれらをタイミングよく使うことで、「ちゃんと話をきいているんだぞ」という意思が伝わり、会話の呼吸が合うようになります。 使い始めるのに抵抗があるかもしれませんが、日本語の「ええ」「はい」「そうですね」にあたる言葉と思っていただければ、ごく自然なセリフであることは分かっていただけるのではないでしょうか?

穴埋め問題の解き方

今回は、穴埋め問題について。 【出題のタイプ】 大きく2通りあります。  1)文法的に正しい文章にする (選択肢の内、どれか一つしか文法的に正しくない)  2)意味の通る文章にする (どの選択肢でも文法的に正しいが、意味が通るものは一つしかない) 1)は要は「形」を整えればよいので、文法知識があれば、穴埋め部分以外を知らなくても解けてしまう場合があります。一方、2)は全体の意味を理解し、さらに各選択肢の意味を理解しなくてはなりません。 学校のテストで1)の形式が多いのは、勉強した文法事項の定着具合をチェックしたいからですが、入試では差をつけることが目的ですから、2)の形式が多くなってきます。ちなみにTOEICでは1)が2~3割、2)が7~8割といったところで、英検一級では2)が10割です。 以下、例題です。 (Q:選択肢、A:出題意図と解答) 1)文法的に正しい文章を作る問題 - When she ( ) from the university, I will be a college student.   Q.   will graduate / graduated / graduate / graduates   A. 副詞節の中での未来時制、三単現の"s"→ graduates ##### - If he (        )  a woman, he would succeed as a good actress. Q.    is / did / were / does       A. 仮定法の動詞活用 → were ##### - Jenny caught him by ( ) hand. Q.   his / a / its / the   A. 目的語の後に体の一部が来る → the 2)意味の通る文章を作る問題 - Her strong words (     ) the people suffering from the disaster. Q.   appointed / encountered /

受験英語の問題種別

受験の英語といえば、ご存知のように「~問題」といった類型があり、主なものは次の通りです。 a)穴埋め(選択肢あり/なし) b)文章並び替え c)英文和訳 d)和文英訳 e)長文読解 a)は、短文の一部分が空欄になっており、適当な単語を選択もしくは記入して回答するもので、その一点の語彙もしくは文法知識を問う問題です。選択肢が無いほうが難易度は高いですが、マークシート形式の試験では当然ながら選択肢形式のみの出題となります。 b)は、短文の全部もしくは一部分が単語ごとに順不同に並べられており、それらを正しい順番に並び替えるもので、2つ以上の語彙もしくは文法知識を問う問題です。(a)よりも少し知識が必要です。応用編として、並び替えに不要な単語が含まれているケースがあり、その場合やや難易度が上がります。 c)は、その名の通り、一文もしくは複数の文を意味の通る日本語文に置き換えるものです。文を構成する各単語・熟語の意味、およびそれらをつなぐ文法の正しい理解を問う問題です。ちなみに、a)とb)が答えが一つしかないのに対し、和訳の答えは、細かい表現の違いや言い換えによって複数のパターンが考えられます。 d)は、c)の逆のパターンで、日本語文を英語の文に置き換えるものです。出題内容に合わせて適切な単語を思い起こし、それらを文法的に正しく組み合わせて英文を作成することが必要で、上記3タイプと比べると難易度は一段上です。しかしながら、単語さえ思いつくことができれば、b)の並べ替え問題と同じと考えることもできます。c)と同様に、単語と構文の選び方よって答え方は何通りもあります。 e)は、複数の段落からなる、まとまった長さの文章を読み、それに関連する設問に答えるものです。設問で問われている内容が、文章のどの部分にあたるのかを、的確に見つける必要があります。単語、文法の知識はもちろんですが、文章全体を一読して大意を把握するという技術が重要になってきます。 個別の学習法および勉強法については、別項にて紹介します。

はじめに

田舎で育ったせいか、子供の頃から漠然と「海外に行きたい」「英語がしゃべれるようになりたい」と思っておりました。 が、そうした憧れとは対照的に、中学から高校にかけては大の英語嫌いであり、単語も文法もさっぱりわからず授業についてゆけない日々を過ごすことになります。 幸運にもいくつかのキッカケを掴み、得意とはいえないまでも平均以上の成績が取れるようになったため、大学受験は無事にやり過ごすことができました。 学生時代は英語を集中的に勉強するということはあまりありませんでしたが、家庭教師としての生徒に教える為、また論文作成、学会発表の為にと、これまでとは違った角度から英語に接することになりました。その甲斐あってか、TOEICは800点台後半を取るようになっていました。 今の会社に入社後は、海外との取引が大半を占める業態の為、いかに使える英語力を伸ばしてゆくかという観点から少しずつ研鑽を重ね、TOEICは945点(Listening:495, Reading:450)を取得しました。 ここ2年弱は海外勤務となり、英語だらけの生活を送っているため、書く・話すについても一応の自信がついてきましたが、語彙や表現力に不足を感じる時が多々あるのが実情です。 当ブログでは、私自身の経験を踏まえ、以下の各種方法について発信・共有してゆきたいと考えております。  1. 学校教育の英語を伸ばす方法  2. TOEICの点数を伸ばす方法  3. 仕事で使える英語力を伸ばす方法